*お絵かき工程バトン*



使用したモノ
SAI・フォトショップ5.0、ペンタブ、資料。
着色まではSAIで、最後の仕上げにフォトショップを使用します。



■下絵を公開してください。


サイトに使用するイラストなので解像度は72、画像サイズは2000×2500で製作。完成後縮めます。
汚くても後で主線を別レイヤーで引くので気にせずガシガシとラフを描く。
たまにあまりにも汚すぎて主線をどこに引いたらわからなくなる場合があるのですが、
その時にはまた別レイヤー重ねてマシなラフを描く。

今回の絵はヘルヨハンとレインボーダークを別レイヤーで描いてます。
あと、レインボーダークはバランスを見るために50%以下の薄さになってます、うっすら〜
主線を入れるときにはヘルヨのラフも同様の作業をします。

■ペン入れで気をつけていることは?


ペン入れをした状態。
気をつけてるのは、ラフ状態だとわからないバランスの悪さをここで修正しておく…のですが
結構色塗ってから、あそこがおかしいとか気がつくのが難点。

ちなみに、鉛筆ツールのブラシサイズ1、手ブレ補正S−7で基本的にペン入れ。後で強弱をつける。

■着色の工程


作業環境はこんなカンジ。

主線レイヤーを領域検出元に指定して、後は選択ツール、選択ペン、ケシゴムで肌、服、ベルト等レイヤーに分けて
ベースになる色で塗りつぶしていく。
今回のイラストは主線含めて7レイヤー…なんですが、後で増えました。最終的に10レイヤーほどに。
髪の毛だけはベースの時点でグラデーションになるように塗ってみました。



後は、ベースの色よりも濃い色を何色か重ねて塗っていく、使うツールは主に鉛筆・水彩筆、水彩で厚塗り感覚?
たまにテクスチャなんかも使うけど今回の場合は服がツヤツヤしてるのでいらないかなと判断。
…いや、一応、ブーツのあたりに使ったんだけど画像では見ませんでした!!
濃い色を塗る時に、ただ同系色を塗るのではなくちょっと色サークルをずらして違う色でわざと塗る。
最後にハイライトを塗って完了。
というのが基本なのですが、今回は肌の色がそのままだと健康的だったので肌色の上に青を塗って乗算モードで重ねて
普通に塗るとグラデが潰れる髪の毛は乗算モードで髪の毛の影を塗った後、
その上にハイライト用のレイヤーを通常で重ねて塗ってます。レイヤー無駄遣い。

レインボーダークも同様の作業をしてからフォトショップによる加工。



いきなり完成図になってますが、
フォトショップでの作業に使ったレイヤーはこんなカンジです。
ヘルヨハンの体をレインボーダークの間に挟むように画像を切り取って、ヘルヨハンレイヤーの前に設置。
わかりにくいんですが、ピントをぼかすように画面前のパーツはぼかしてます。
あと、羽は背景に溶けるようにしたかったので、別レイヤーにして羽の先が透明になるようにマスクかけました。
背景のイメージはヘルヨハンVSヘルカイザー戦の砂漠の夜の色っぽいイメージなのでそれっぽい色にして、雲っぽい画像を重ねてるだけ。
レインボーダークの本体レイヤーの上にちょっと色が薄かったのでコピーしてオーバーレイモードで重ねて、
ちょっとほわっとしたイメージにしたかったので同じくコピーしたレイヤーを
今度はぼかしてハイライトモードで本体の裏に重ねてうっすら光っているようなカンジにしてます。

ちょっと色合いが派手すぎたので、背景と同じ色のレイヤーを一番上にもう一枚コピーして、
うっすらと全体的に紫がかったカンジに修正したところで、満足したので、
画像を統合すれば完成です。

■苦手な工程

手を描く、動きのある絵を描く、機械を描く、苦手です。チキショー!! ペン入れはいつも辛い。


■得意な工程

…塗り作業、加工、なのかなあ、色調補正、トーンカーブ大好きです。


■今後の課題

ロボットかけるようになりたい、デュエルディスクを綺麗に描く技術を身につけたいですねえ、メカ苦手克服を!!
あと、塗り方をもっと厚塗りできるように…あと、背景かけるようになりたいです…

■工程を見せてほしい5人

ひなたさん
相棒のうずら
ひなもりさん
歌古さん
湯浅さん
さあ、みせるがいい!!(ビシイ)

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